CLINIC 医院のご案内

施設のご案内

待合室

待合室

 待ち合い室にはテレビを設置していません。 2歳以下の子どもたちにとって、テレビ/ビデオ視聴は必要ありません。 むしろ、有害です。 同じ理由で、スマホを見せるのも決して好ましいことではありません。
 子どもたちにとって、お母さんやお父さんなどの養育者の方たちとの直のコミュニケーションが最も大切であり、必要です。

 待ち時間には絵本の読み聞かせやおもちゃで遊んであげて下さい。

診察室

診察室の院長

 〇〇さ〜ん。 「は〜い!」と大きな声で返事をお願いします。 こんにちは! 今日はどうされました? 「昨日からね、熱が出てね、咳や鼻水が出る・・・」等々で、診療が始まります。 完璧ではありませんが、子どもたちは一生懸命話してくれます。

 子どもたちが大人になるために、三つの約束がとても大切ですだと言われています。 それは、返事と挨拶そして後片付け(靴を揃えるなど)です。 この三つがきちんと出来れば、すでに小学校は卒業ですね。

 後片付けは、靴を揃えることから始まりますが、ご飯を食べたら食器を片付ける、トイレの後にスリッパを揃える、学校で習ったことを復習する(知識の整理、後片付け)などにつながります。 後片付けが自主的に出来るようになれば、立派な大人、立派な社会人です。

発熱患者待機室

発熱患者待機室

 一番奥に、和室を準備しています。 主な目的は発熱患者さんの隔離用などですが、小さい赤ちゃん連れで、母乳を飲ませたい時や時間をかけての点滴、食物負荷テストなど色々な場面で使用します。 ここにはテレビも設置していますので、比較的長時間の滞在も退屈しないと思います。

受付

受付

 院内に入ってすぐの受付です。 スタッフ総出でおもてなしを致しますので、玄関を入られましたら、何なりとお申し付けください。

 保険証(マイナンバーカード)、診察券で受付をお願いします。 薬の説明、受け渡し、次回の受診のこと、精算会計も受付で行います。 わからないことは何でもお尋ねください。

 スタッフ一同、笑顔で対応いたします。

廊下

廊下
廊下

 

院長のご紹介

院長 岡空 輝夫(おかそら てるお)

はじめまして! 院長の岡空輝夫です。

岡空医院外観写真

鳥取県境港市にある
子どものための小児科医院です。

 1996年(平成8年)9月25日に開院しました。
 地域の小児科医院として乳幼児保健(予防接種、乳児健診、事故防止)に力を注いで、30年近く経ちました。

 鳥取大学附属病院や鳥取県立中央病院での勤務医時代は小児腎臓病が専門でしたが、開業後は感染症やアレルギー疾患、事故防止、予防接種にも力を注いでいます。

 岡空小児科医院の主な変革を述べます。

1996年 1億5千万の借金で開院 当時誰も受けなかったインフルエンザワクチン接種を地域に先じて開始
1998年 母乳育児の推進 2000年、MMRワクチン治験参加 人生の師、高塚人志先生(当時、鳥取県立赤崎高等学校教諭)に出会う
2001年 抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ)使用開始 乳児健診でブックスタート開始 なんでも相談外来試行 早朝診療試行
2002年 麻疹流行あり、麻疹ワクチン乳児接種と2度接種の推進
2003年 禁煙教育推進
2004年 診療時間拡大 禁煙支援外来開始
2005年 待合に職員配置
2006年 共同で千葉マリンスタジアムに麻疹ワクチンの広告掲載 MRワクチン2回接種開始 2007年、保険診療による禁煙外来開始 おしゃぶりの危険性を広める 最愛の次男(20歳)を病気で亡くす
2008年 悲しみを堪えて東京マラソン2008に出走、完走 Hibワクチン自費接種開始 百日咳小流行 肺機能検査導入
2009年 新型インフルエンザ流行
2010年 B型肝炎ワクチン自費接種、小児用肺炎球菌ワクチン自費接種、HPVワクチン自費接種開始
2011年 輸入不活化ポリオワクチン自費接種開始 東日本大震災に鳥取県DMAT第一陣として参加
2012年 ロタウイルスワクチン自費接種で開始 臨床心理士(長男)によるカウンセリング外来開始
2014年 ADHD、ASDなどの発達障害診療開始 睡眠時無呼吸症候群の簡易検査開始 診察時間改正
2015年 抗菌薬適正使用について、いち早く活動開始 肺炎マイコプラズマ感染症診断のためのLAMP法採用 スギ花粉症外来開始
2016年 輸入経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)自費接種開始 軽症食物アレルギー小児に対して自宅少量摂取開始、無駄な食物除去を減らす
2017年 気管支喘息重症度検知のための呼気NO測定器導入 予防接種に関する実態調査実施 B型肝炎ワクチン公費接種
2018年 HPVワクチン積極的推奨開始 西日本豪雨に鳥取県JMATとして医療支援参加
2019年 抗菌薬適正使用の機運高まる
2020年 COVID-19感染症日本上陸 発熱外来設置 西部医師会副会長就任 地域におけるCOVID-19対策に奔走
2021年 新型コロナワクチン接種開始
2022年 COVID-19全国的に大流行 医師会副会長として、率先して立ち向かう
2023年 乳幼児の食物アレルギー予防に乳児期早期からの乳ボーロ開始、今後食物アレルギーで苦しむ小児は確実に減るはず
2024年 能登半島地震への鳥取県JMAT第一陣として医療支援に参加 COVID-19ようやく終息 医師会副会長退任 呼吸器疾患用PCR機器導入
2025年 百日咳、肺炎マイコプラズマ感染症流行 前述PCR機器使用で適正診断・加療に貢献

 ともすれば過剰医療になりがちな小児医療において、子どもたちにやさしい医療、言い換えますと生き物にもともと備わっている自然治癒力を引き出して、できるだけ何もしない、必要最小限の検査や治療による医療を理想と考えています。 同じ規模の他院と比べたら、血液検査、アレルギー検査、感染症の迅速検査等もそうですが、投薬(抗菌剤、抗ヒスタミン剤、気管支拡張テープ、解熱剤等)も少ないと思います。 もちろん、検査等ご希望あれば考慮いたしますが、健康保険での制約を超える場合は自費診療となることを予めご了承ください。
 

当院のモットー

 子どもたちとの直接のコミュニケーションを大切にし、笑顔であいさつ、同じ目線で、目を見つめながらの医療に心がけています。 子どもたちも人と良好なコミュニケーションをとるためには練習が必要です。
 今の子どもたちは周囲の大人たちとのコミュニケーションが圧倒的に苦手です。 医院受診は良い機会です。 ご来院に際しましては、できるだけ子どもさん自身にお話ししていただきますよう、お願いします。 失敗してもいいのです。 失敗を重ねるうちに、少しずつ上手になっていきます。 成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことです。

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